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ちいさなたび奄美

2015年04月01日

代表挨拶

代表挨拶
興に向けた取り組みや力強い人々の姿をニュースなどで目にする度に安堵と希望を覚え、日本中を覆った深い悲しみの記憶が癒されて行くように感じます。
明るい兆しを見出す一方で今なお23万人の避難生活者や点在する放射線量の高い地域で暮らす人々は、日々不都合を感じながらの生活を余儀なくされ、住環境の変化に伴い各家庭の孤立化を招いています。
子を持つ家庭では先行きの不安や放射能がもたらす健康への不安など、理解の違いから口に出す事が出来ず、折り重なったストレスによって「精神障害」「DV」「離婚」半数近くが実母からである「児童虐待」など増加の一途を辿っています。
中でも子供は野外活動が奪われ無気力になり精神的な障害や放射能の影響と思われる甲状腺や白血球の異常など様々な病気が急増し震災から4年たった今、事態の深刻さが表面化してまいりました。
代表挨拶行委員の中には見えない不安から逃れ運良く家族で避難移住できた者もおり、奄美の「自然・文化・人」に触れ、過ごす安心感や癒しは誰よりも知っています。
「島の伝統を取り入れた体験プログラムや人との交流」
「島の大自然に囲まれ、何の心配もなく遊びに夢中になる」
自主性を持って好きな事に取り組む空間を作ることにより放射能の不安の中での暮らしでは中々出し切れない集中力を発揮し、子供たちの目はキラキラと輝いてました。
保養に集まった仲間たちと、自ら心の底からの楽しみを見出して行く事で「積極性」や「協調性」を身に着け、強く、楽しく生きる力を育んでいくように感じます。
またそれを我が子と一緒に体験する事が、お母さん、子供達への一番の保養・癒しだと感じています。

代表挨拶
めて行なった「ちいたび奄美」加計呂麻保養では、元気いっぱい夢中になり外遊びに集中する子供たちや、生まれて初めて裸足で砂の上を歩き海に足をつける我が子を見て涙をうかべるお母さん達の姿に、改めてこの活動の必要性を強く感じます。
月日の経過と共に深刻さが増すという事にもしっかり目を向け、手を差し延べる事で、被災地への明るい兆しの一つとして私達の暮らす奄美から更なる「癒し」を生み出して行きたいものです。

ちいさなたび奄美実行委員会 代表 杉山きらら





Posted by ちいさなたび奄美 at 00:00│Comments(0)
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